リング戦での卓の選び方

ポーカーテクニック

今回は、リング戦で失ったチップを取り返すための立ち回りや、そもそも「稼ぎやすい卓(テーブル)をどう選ぶべきか」という、ポーカーにおける”場所選び”のテクニックを余すことなく解説します。

プレイングのスキル以前に、座る場所を間違えなければ勝率はグッと上がります。ぜひ次回のプレイの参考にしてください!

鉄則1:負けても「卓移動」はするな!同じ卓に残り続けろ

リング戦では、通常100BB(ビッグブラインドの100倍)のチップを持って卓に入ることが多いと思います。もしオールイン勝負などで手持ちの100BBをすべて失ってしまった場合、あなたはどうしますか?

ここで最も重要なテクニックは、「負けた時こそ、卓を移動せずに同じ卓で追加のチップ(リバイ)を買って戦い続ける」ことです。(※店舗側から移動をお願いされた場合は別です)

これには明確な理由が2つあります。

① 自分が失ったチップが「その卓」にあるから

ポーカーにおいて稼げるかどうかは、「その卓にどれだけ合計チップが存在しているか」に大きく左右されます。全員が100BBしか持っていない卓よりも、全員が150BB持っている卓の方が、勝った時に得られるリターンが大きくなります。 自分がチップを奪われたということは、その卓に自分のチップが吸収され、卓全体のチップ量が増えている状態です。別の卓に逃げてしまうと、せっかく増えたポットを取り返すチャンスを自分から手放すことになります。

② 勝ったプレイヤーは「ハンドレンジが緩む」から

最初の100BBしか持っていない状態のプレイヤーは、チップを失いたくないため「硬い(タイトな)打ち方」をします。強い手札(プレミアムハンド)が来るまでじっと待つため、なかなかチップを奪えません。 しかし、あなたからチップを奪って大金持ちになったプレイヤーは心理的な余裕が生まれ、「ハンドレンジが緩む(=弱い手札でもゲームに参加してくるようになる)」という強烈な傾向があります。 少しふざけた手札でも参加してくるようになるため、そこを強めのハンドで狙い撃ちすれば、失ったチップを一気に奪い返す大チャンスとなるのです。

鉄則2:資金管理のコツは「100BBずつ、上限は300BB」

同じ卓に残る際、最初から300BBのような大金をつぎ込むのはリスクが高すぎます。奪われた時のダメージが大きすぎるためです。

おすすめの資金管理は、「失ったら100BBずつ追加していく」こと。 手堅い戦術(強い役ができるまで待つ戦術など)を徹底していれば、1回目、2回目で負けたとしても、3回目(合計300BB)の挑戦あたりで勝機が巡ってきて、最終的にプラスに転じることが多いです。

ただし、300BBまでつぎ込んでダメだった場合は、予算的にも精神的にもそこが引き際です。その日はキッパリと諦める基準として「300BB」を上限に設定しておきましょう。

鉄則3:最初から座るべき「美味しい卓」の見極め方

これから新しく卓に座る場合、どのような卓を選ぶべきでしょうか? 結論から言うと、「スタック(持ちチップ)が多いプレイヤーがたくさんいる卓」を選んでください。

150BBや200BBなど、チップを大量に抱えているプレイヤー(お金持ちや、レクリエーション目的のプレイヤー)が多い卓は、前述の通りハンドレンジが緩くなっています。適当な手札で参加してくれるため、こちらがしっかり手札を絞って戦えば、ごっそりとチップを稼ぐことができます。

逆に、全員が100BBきっちりしか持っていない卓は、全員が硬いプレイ(強い手札しかプレイしない)をしているため、一向にチップが増えない「美味しくない卓」と言えます。

※注意:動画内で指摘される「避けるべき卓」の傾向

卓選びのもう一つの指標として、動画内では「女性プレイヤーが多い卓は避けた方が無難」という独自の傾向が語られています。 理由として、社会的な所得の傾向やプレイスタイルの違いから、100BB程度の少なめのバイインで入り、非常にタイト(硬い)なハンドレンジでプレイする女性プレイヤーが多いと指摘されています。つまり、強い手札の時しか勝負に出てこないため、こちらがチップを奪う隙が少なく、逆に緩いプレイをしている大金持ちの男性プレイヤーのチップを堅実に奪っていく側に回りがちだということです。 「チップを大量に持っている女性」であれば問題ありませんが、基本的には硬いプレイヤーが多い卓は稼ぎにくいため、避けるのが定石です。

まとめ:リング戦は「真面目にやる場所」ではない!?

ポーカーにおけるリング戦とトーナメントは、根本的に目的が異なります。

  • リング戦の目的: ふざけた手札で遊んでいるお金持ちや、ルールをよく分かっていないプレイヤーから「チップを稼ぐ」場所。自分が適当な手札で遊びたくなる気持ちをグッと堪え、マニュアル通りに手堅くプレイしてチップを増やす作業の場です。
  • トーナメントの目的: リング戦で増やしたポイントやチップを使って参加し、「真剣にポーカーという競技と向き合う」場所。

このように割り切ることが大切です。 「負けたら卓を移動せずに100BBを追加して居座る」「チップをたくさん持っている人がいる卓を選ぶ」。このシンプルな卓選びとマインドセットを徹底するだけで、あなたのポーカーの収支は大きく改善するはずです。ぜひ次回のプレイで意識してみてください!

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