近年、マインドスポーツとして日本でも大ブームとなっている「ポーカー」。アプリやオンラインゲームでルールを覚え、「そろそろ実際のお店(アミューズメントカジノ・ポーカールーム)でディーラーを挟んでプレイしてみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、ここで注意していただきたいのが「最初のお店選び」です。これを間違えると、ポーカーの楽しさを知る前に痛い目を見てしまうかもしれません。
今回は、これからお店でポーカーを始めようとしている初心者の方に向けて、「絶対に知っておくべきポーカールームの選び方」と「高レート店を避けるべき理由」について、詳しく解説していきます!
1. ポーカールームには大きく分けて「2つの種類」がある
お店選びをする前に、まずはポーカールームのシステムについて理解しておく必要があります。実は、お店のシステムは大きく以下の2種類に分けられます。
- チップ買い切り制のお店
- 等価(トウカ)と呼ばれるお店
初心者がまず選ぶべきなのは、圧倒的に「チップ買い切り制」のポーカールームです。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
① チップ買い切り制とは?
チップ買い切り制は、簡単に言えばゲームセンターの「少しリッチなメダルゲーム」のような感覚で遊べるシステムです。最初に一定額を支払ってチップを購入し、そのチップを使ってポーカーを楽しみます。
当然ギャンブル要素(チップの増減によるヒリヒリ感)はありますが、もし全額負けてチップがゼロになってしまったとしても、最初に支払った金額以上の損失が出ることはありません。精神的な負担が少なく、純粋にポーカーのスキルやゲーム性を楽しむのに適しています。
② 等価(トウカ)システムとは?
一方、ポーカー界隈で「等価」と呼ばれるお店は、初心者がいきなり足を踏み入れるには少し刺激が強すぎるシステムを採用しています。
等価のお店では、自分がゲームで勝って増やしたチップを、お店の中で開催されている別トーナメントの参加費に充てたり、飲食代(フードやドリンク)の支払いに使ったりすることができます。つまり、店内にいる間は「チップが実質的にお金のような価値を持っている状態」になるのです。
そのため、プレイ中の緊張感はチップ買い切り制の比ではありません。店内での実質的なギャンブル性が非常に高くなり、負けたときの損失(金銭的・精神的ダメージ)も大きくなりがちです。
2. なぜ初心者は「等価(高レート)のお店」に行ってはいけないのか?
初心者の方に等価のお店をおすすめしない最大の理由は、「レートが高すぎるため、冷静な判断や練習ができないから」です。
等価のポーカールームの中には、「100BB(ポーカーにおけるチップ量の単位)=1万円」というような高レートで遊ばれているテーブルが珍しくありません。まだセオリーや確率の計算がおぼつかない初心者が、いきなり1万円の価値がかかった勝負の場に放り込まれるとどうなるでしょうか?
おそらく、プレッシャーで正しいプレイができなくなり、あっという間にチップを失ってしまうでしょう。(どうしても雰囲気を味わいたい場合、「様子見で50BB=5000円くらいで1回だけやってみる」程度なら経験としてアリかもしれませんが、基本的には避けるのが無難です。)
初心者のうちは、何度も失敗しながら「なぜ負けたのか」「次はどうアクションすべきか」を学んでいく時期です。1回のミスによるダメージが大きすぎる高レート店は、練習の場としては非常に不向きなのです。
3. 初心者はどうやってお店を探せばいい?
では、具体的に初心者はどのようなお店に行き、どのようにプレイすれば良いのでしょうか?おすすめのステップは以下の通りです。
ステップ1:近隣の「チップ買い切り制」のお店を探す
まずはインターネットやSNSを駆使して、通える範囲に「チップ買い切り制」を採用している低レートのポーカールームがないか探しましょう。お店の数は等価の店に比べて少ない傾向がありますが、安心して基礎を学ぶためには妥協せずリサーチすることが大切です。
ステップ2:安い参加費の「トーナメント」で実戦経験を積む
もし、どうしても近隣にチップ買い切り制のお店がない場合は、「参加費が格安のトーナメント」を開催しているお店を探してください。
目安としては、1回の参加費が2,500円〜3,000円程度のトーナメントが理想的です。トーナメントであれば、最初に支払ったエントリーフィー以上のお金がかかることはありません。この価格帯であれば、1日に数回チャレンジしてもお財布へのダメージが少なく、様々なプレイヤーと対戦して経験値を積むことができます。
4. 高レート(等価)店に挑戦するタイミングは?
もちろん、「等価のお店には一生行くな」というわけではありません。チップ買い切り制のお店や格安トーナメントで何度も実戦をこなし、ある程度ポーカーの腕前が上達してきたら、次のステップとして挑戦してみるのもポーカーの醍醐味です。
自分なりの戦術が身につき、相手の心理を読み取れるようになってから100BB=1万円の等価のテーブルに座れば、初心者時代には味わえなかった「極限のヒリヒリ感」と「高度なマインドゲーム」を存分に楽しめるはずです。
まとめ
これからお店でポーカーを始める方が覚えておくべき鉄則は以下の3つです。
- 最初は必ず「チップ買い切り制」か「低レート」のお店を選ぶ!
- 実質的にお金が賭かっているような「等価」のお店は初心者のうちは避ける!
- お店が見つからない場合は、2,500円〜3,000円程度の安いトーナメントで練習する!
ポーカーは、長くじっくりとスキルを磨いていく素晴らしい知的ゲームです。黒いテーブルの上で、冷静に自分のプレイスタイルを確立していくためにも、まずは安全に遊べる環境で第一歩を踏み出してみてくださいね。


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